アメリカンフットボールは、アメリカでは三大スポーツの一つに数えられています。「スーパーボウル」というNFLの頂点を決める試合は全米が熱狂します。「タイタンズを忘れない」「プライド」「ルディ」「リプレイスメント」「ロンゲストヤード」など、フットボールを題材にした映画も多くあります。しかも、実話を基にしたものがほとんどです。非常にエキサイティングでドラマティックなスポーツでもあります。しかし、アメリカンフットボールは日本ではマイナースポーツ。ジャンプの漫画、「アイシールド２１」によって少し知名度は上がったものの、なかなかプレイする機会はありません。

　大人になったら部活はない！ぜひアメフト部のある本校で、狭山ヶ丘高等学校アメフト部の一員としてかけがえのない最高の青春を過ごしましょう！！

A1:まったく問題ありません！私たち部員の中に、アメフト経験者は「０」です。中学では他のスポーツをやっていたか、中には文化系の部活だった人さえいます。みんな高校に入って初めてアメフトに出会い、ルールも知らない状態から始めています。なので、アメフトは新入生が同じスタートラインから始められるスポーツです！

A2:もちろんです！勉強は学生の本分ですから。WILD BEASTは学業優先です。定期テストの一週間前からは練習は完全に休みですし、外部模試の日や、英検の試験日も休みにしています。Ⅱ類生が多いことからも、勉強と部活の両立が可能であることがお解りいただけるかと思います！

A3:授業終了１時間後（平常６時間授業であれば16:15）から開始し、ウォーミングアップを全員で行った後、ポジションごとに分かれて練習します。その後に、スクリメージという実戦形式の練習やキックの練習をするというのが最も多いパターンです。練習時間は、だいたい２～３時間になるようにメニューを組んでいます。

A4:アメリカンフットボールは激しくぶつかるスポーツなので、ケガはつきものです。しかし、筋トレでケガをしにくい体を作り、基本的なタックルの姿勢などをしつこく反復することで、ケガをする可能性はできる限り低くするように努めています。

A5：アメフトは，オフェンス・ディフェンスを始めとした，多くのポジションからなるスポーツで，それぞれの個性を生かせるポジションがあります。これがアメフトの大きな魅力の１つです。身長の高い人・低い人，太った人・やせた人，走るのが得意な人・ボールをキャッチするのが得意な人・ボールを蹴るのが得意な人……。アメフトのチームは，様々な個性を持った人間で構成されています。まさに誰もが参加できる『適材適所』のスポーツなのです!!　それゆえ一人ひとりの試合の出場機会も必然的に増えていきます。そのためには学年を問わない互いの信頼関係が無くては，良いチームは作れないわけです。

また，緻密な作戦や激しいぶつかり合い，ロングパスが通ったときの興奮なども忘れてはいけない魅力でしょう！

A6：大きな金額のものだけですが，まず防具一式が3～5万円ぐらいします。部室にあるショルダーなどを貸すことはできますが，ヘルメットは安全上の問題もあるので必ず新品を購入してもらいます。次に背番号が決まる夏前には，1万5千円ぐらいでチームウェア（スウェット、パーカー、Tシャツ、ポロシャツ）をそろえます。夏には合宿で3万円ぐらい，秋大会前にはユニフォームで2万円ぐらいかかります。